胡蝶蘭(こちょうらん)

ミニ胡蝶蘭の4本立ちは失礼?|ミニでは定番の仕立て、本数とサイズの選び方

約7分で読めます

木のテーブルに置かれた、白いミニ胡蝶蘭の4本立ち

ミニ胡蝶蘭の4本立ちは、失礼にあたると考える方は少なく、ミニ胡蝶蘭ではごく定番の仕立てです。当店でも、ミニ胡蝶蘭は4本立ちと5本立ちの2種類をご用意しています。

「4」という数字から「死」を連想される方がいるのも事実です。とはいえ、気にしすぎる必要はありません。お相手が数字を気にされる方だと分かっているときや、とても改まったお祝いのときだけ、5本立ちや大輪の3本立ちを選べば安心です。

この記事では、「〇本立ち」が何の数を指すのか、ミニと大輪の違い、どんな方・どんな場所にどのサイズが合うかをまとめました。胡蝶蘭は胡蝶蘭の一覧からお選びいただけます。

「4本立ち」は花茎が4本あるということ

胡蝶蘭の「〇本立ち」は、一つの鉢に植えられた花茎(花を咲かせる茎)の本数のことです。4本立ちなら、花茎が4本、それぞれに花がいくつも連なって咲いています。

咲いている花の数は「輪数」と呼び、本数とは別に数えます。4本立ちだからといって花が4つというわけではありません。

贈答用の胡蝶蘭は、もともと1本立ちの株を、生産者がいくつか寄せて植えて仕立てています。何本を寄せるかで、鉢の大きさや華やかさが変わります。

ミニ胡蝶蘭の4本立ちは、4本の花茎を正面に向けて扇のように広げ、小さな花が重なり合って連なるように仕立てるのが一般的です。本数が少し増えるだけで、鉢全体がふんわりと丸く見えるのが、ミニ胡蝶蘭ならではの魅力です。

本数と輪数の見方は胡蝶蘭の3本立ち・5本立ちとはで詳しくご紹介しています。

4本立ちは失礼?|ミニ胡蝶蘭では定番の仕立てです

お祝いの胡蝶蘭は、大輪では3本・5本・7本と奇数の仕立てがよく見られます。割り切れない数が「縁が切れない」に通じて縁起がよいとされているためです。

一方、ミニ胡蝶蘭では4本立ちはよく見かける、ごく一般的な仕立てです。花が小さく株もコンパクトなので、4本・5本と寄せて植えることで、小さな花がたくさん連なる可憐な姿になります。

  • 本数が偶数でも、失礼にあたることはありません
  • 贈り物として受け取る方も、本数より花の美しさや大きさに目が向くことがほとんどです
  • 当店では、ミニ胡蝶蘭は4本立ちのスイートと5本立ちのプレシャスからお選びいただけます

4本立ちと5本立ちは、どちらも大きさはほぼ同じです。5本立ちのほうが花の数が多く、華やかな印象になります。

受け取った方が鉢を見て、花茎を1本ずつ数えることはあまりありません。目に入るのは、小さな花がたくさん並んだ姿と、飾る場所にちょうど収まる大きさです。本数よりも、飾る場所に合っているかどうかを考えて選ぶと、喜ばれる贈り物になります。

数字を気にされる方へ贈るときは

「4」を「死」、「9」を「苦」と結びつけて避ける考え方は、日本では今も耳にします。多くの方は気にされませんが、お相手やお祝いの場面によっては、別の本数にしておくと気持ちよく贈れます。

こんなとき選び方の目安
個人的なお祝い・ご自宅への贈り物4本立ちで問題ありません
小さなお店・サロンの開店祝い4本立ちでも5本立ちでも。華やかさを出すなら5本立ち
縁起を大切にされる方・ご年配の方ミニの5本立ちを選ぶと安心
取引先の就任・上場など、とても改まったお祝い大輪の3本立ち、または5本立ち
入院中の方へのお見舞い本数に関わらず、鉢植えは避けるのが一般的。退院後の快気祝いなら問題ありません

大輪の3本立ちは贈答用の定番、5本立ちは就任・上場・開店など節目のお祝いに選ばれます。

ミニ胡蝶蘭と大輪の胡蝶蘭の違い

ミニ胡蝶蘭は、花一輪が大輪よりひと回り小さく、株全体もコンパクトな胡蝶蘭です。ミディ胡蝶蘭と呼ばれることもあります。大きさの目安は次のとおりです。

種類大きさの目安価格の目安向いている場所
ミニ胡蝶蘭(4本・5本立ち)幅35〜45cm・高さ50〜60cm1万円台カウンター、デスク、棚の上、ご自宅
大輪・3本立ち幅40〜50cm・高さ90〜100cm2万円台から受付、待合室、応接室
大輪・5本立ち幅70〜85cm・高さ約100cm5万円前後ロビー、社長室、式典の会場

サイズ・価格はいずれも目安です。大輪は床や広いカウンターに置く大きさですが、ミニ胡蝶蘭なら机の上にも置けます。本数と金額の関係は胡蝶蘭の相場でまとめています。

明るい窓辺の棚に置かれた、白いミニ胡蝶蘭の4本立ち

どなたに、どこへ贈る?サイズの選び方

ご家族・ご友人へ|ミニ胡蝶蘭がちょうどよい

誕生日や母の日、長寿のお祝いなど個人的な贈り物には、ご自宅の棚やテーブルに置けるミニ胡蝶蘭がちょうどよい大きさです。4本立ちで十分に華やかです。

小さなお店・サロンへ|カウンターに置けるミニ

美容室やカフェ、小さなお店の開店祝いには、レジ横や受付のカウンターに置けるミニ胡蝶蘭が喜ばれます。入口や待合に広さがあるお店なら、大輪の3本立ちも映えます。

上司・同僚へ個人として|ミニでさりげなく

会社からの胡蝶蘭とは別に、個人として就任や昇進を祝うなら、ミニ胡蝶蘭が控えめで品のよい選択です。会社からの大輪と並んでも、立場の違いが自然に伝わります。

ご自宅へのお供えに|白のミニ胡蝶蘭を

ご自宅の仏壇まわりや、写真のそばに飾っていただくお供えには、場所をとらない白のミニ胡蝶蘭が向いています。香りが控えめで花粉も少ないため、お部屋に置いても負担になりにくいお花です。本数を気にされるご家族であれば、5本立ちを選ぶと安心です。

取引先・法人のお祝いへ|大輪の3本立ちが基本

取引先への開店・就任・移転祝いなど、会社として贈るお祝いには、大輪の3本立ちが基本です。来客の目に触れる受付やロビーに飾られることが多いため、立て札を付けて贈ります。

4本立ちと5本立ち、どちらを選ぶ?

ミニ胡蝶蘭の4本立ちと5本立ちは、置き場所の広さはほぼ同じで、違いは花の数と華やかさです。

  • 4本立ち(スイート):ご自宅や個人的なお祝いに。すっきりと可憐な印象
  • 5本立ち(プレシャス):お店の開店祝いや、少し改まったお祝いに。花数が多く華やか

色は白のほか、入荷によってピンク系などもご用意できます。お祝いには明るい色、お供えには白が選ばれます。

ミニ胡蝶蘭が喜ばれるシーンや贈るときの注意点は、ミニ胡蝶蘭のギフトでもご紹介しています。

よくある質問

4本立ちの胡蝶蘭を贈ったら、失礼だと思われませんか?

ほとんどの場合、気にされることはありません。ミニ胡蝶蘭では4本立ちはよくある仕立てで、受け取る方もそのように受け止めることがほとんどです。お相手が数字を気にされると分かっている場合だけ、5本立ちを選ぶと安心です。

大輪の胡蝶蘭にも4本立ちはありますか?

大輪では3本立ち・5本立ちが一般的です。当店の大輪は、3本立ち・5本立ちのほか、7本・10本立ちの特注品をご用意しています。

ミニ胡蝶蘭はお祝いに小さすぎませんか?

個人的なお祝いや小さなお店には、むしろちょうどよい大きさです。取引先への改まったお祝いで存在感を出したいときは、大輪の3本立ちを選ぶとよいでしょう。

輪数(花の数)にも縁起の決まりはありますか?

輪数に決まりはありません。輪数は咲いている花とつぼみの合計で、自然の植物のため季節や入荷によって変わります。つぼみが多いのは、これから長く楽しめるしるしです。

まとめ

  • 「4本立ち」は、一つの鉢に花茎が4本あるという意味
  • ミニ胡蝶蘭の4本立ちは定番の仕立てで、失礼にあたると考える方は少ない
  • 数字を気にされる方や改まったお祝いには、5本立ちか大輪の3本立ちを
  • ご自宅・個人のお祝い・小さなお店にはミニ、法人のお祝いには大輪の3本立ちが基本

本数よりも、贈る方と飾る場所に合っていることがいちばん大切です。胡蝶蘭の一覧から、ぴったりの一鉢をお選びください。

胡蝶蘭(こちょうらん)

すべて見る

あわせて読みたい

お気軽にご相談ください

花のことが分からなくても大丈夫です。ご予算・用途に合わせたオーダーメイドや、ちょっとしたご質問もお受けしています。