お供えの花の選び方|場面と時期から考える種類・色、四十九日までは白とグリーン
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お供えの花は、「どの場面で贈るか」と「亡くなってからどのくらい経っているか」を先に考えると、種類も色も自然に決まります。
通夜や葬儀の前後、四十九日までは白とグリーンを基調にした落ち着いた花、四十九日を過ぎた法要やお盆には、故人のお好きだった色を少し取り入れた花も選ばれています。
とはいえ、突然の訃報に接したときは、何から考えればよいのか迷うものです。お供えの作法は地域や宗教、ご家庭の考え方によっても異なります。
この記事では、自由が丘の花屋 BLOOM&STRIPES のフラワーデザイナーが、お供えの花のご相談で大切にしていることをもとにご紹介します。お供えの花の一覧はお悔やみ・お供えの花からご覧いただけます。
お供えの花は「場面」と「時期」から選ぶ
一口にお供えの花といっても、いつ、どこへ届けるかによって呼び方も形も変わります。まずは、ご自身がどの場面にあたるかを確かめてみてください。
| 場面 | 時期の目安 | 届け先 | よく選ばれる花 |
|---|---|---|---|
| 枕花 | 訃報を受けてから通夜まで | ご自宅・安置先 | 白の小ぶりなアレンジメント |
| 供花 | 通夜・葬儀・告別式 | 斎場・葬儀会場 | 白基調のアレンジメント、生花スタンド |
| 四十九日・年忌法要 | 法要の前日〜当日 | ご自宅・法要会場 | 白基調、四十九日以降は淡い色も |
| お盆・お彼岸 | 迎え火の前まで、お彼岸の入りまで | ご自宅・ご実家 | 淡い色や明るい色を添えたアレンジメント |
| 後日のお悔やみ・命日 | ご遺族のご都合に合わせて | ご自宅 | コンパクトなアレンジメント、枯れない花 |
それぞれの場面の詳しい作法は、供花の贈り方と名札の書き方、枕花の贈り方などの記事でご紹介しています。
お供えの花の種類と、向いている場面
アレンジメント|迷ったときのいちばんの選択
器に吸水スポンジをセットして花を活けてあるため、届いたその日から花瓶を用意せずに飾れます。ご遺族は葬儀の準備や弔問客への対応で慌ただしいことが多く、手間をかけずに飾れることが何よりの心づかいになります。
当店のお供え用アレンジメントは、次の三つです。
- 「静」:白とグリーン
- 「灯」:白に淡い紫やピンクを添えたもの
- 「奏」:黄色や紫を取り入れた明るいもの
花束|ご自身で持参するときに
弔問の際に手渡す場合や、仏壇の花立てに分けて活けたい場合は花束も選ばれます。ただし花瓶や水替えが必要になるため、配送で贈るならアレンジメントのほうが負担をかけません。
胡蝶蘭|長く飾れる、改まったお供えに
白の胡蝶蘭は香りが控えめで花もちがよく、法要や法人からのお供えにも選ばれます。当店では、お悔やみの胡蝶蘭はブルー系のラッピングでご用意しています。
鉢植えのため、届いたあとに水やりが必要になる点は、贈る前に心にとめておきましょう。お手入れに慣れたご家庭や、法人の受付など、長く飾っていただける場所に向いています。
枯れない花|遠方の方やご高齢の方へ
プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーをクリアドームに仕立てたお供え花は、水やりがいらず、長く飾れます。お手入れの負担をかけたくない場合に向いています。
一方で、生花をお供えしたいと考えるご家庭もありますので、ご遺族のお考えがわかる場合は合わせて選ぶと安心です。

お供えの花の色の選び方
お供えの花は、白を基調に、淡い色合いでまとめるのが一般的です。目安として、次のように考えると迷いません。
- 逝去直後〜葬儀・四十九日まで:白とグリーンを中心に。淡い紫や水色を少し添えることもあります。
- 四十九日を過ぎてから:故人のお好きだった色を取り入れても失礼にはあたりません。白を基調に淡いピンクや紫を添えると、やさしい印象になります。
- お盆・お彼岸・年忌法要:ご家族が集まる場面では、黄色や紫などの明るい色も選ばれています。
色の意味や宗教ごとの考え方は、お供えの花の色で詳しくご紹介しています。
お供えの花の相場の目安
金額に決まりはありませんが、ご関係と場面で考えるのが一般的です。下の表はよく選ばれる金額の目安です。
| ご関係 | ご自宅へのお供え | 葬儀・法要へのお供え |
|---|---|---|
| 友人・知人 | 5,000円〜1万円前後 | 1万円前後 |
| 親族 | 1万円前後 | 1万〜2万円 |
| 会社・取引先 | 1万円前後 | 1万5,000円〜3万円 |
当店のお供え用アレンジメントは5,000円台から3万円台まで、6段階ほどのサイズでご用意しています。
立て札・メッセージカードのマナー
立て札やカードの表書きは「御供」が、宗教を問わず使えます。その下に贈り主のお名前を添えます。
- 個人で贈る:「御供 山田太郎」
- 会社で贈る:「御供 株式会社〇〇 代表取締役 〇〇〇〇」
- 複数で贈る:「御供 〇〇部一同」「御供 有志一同」
メッセージカードには、ご遺族を気づかう短い言葉を添えます。宗教によってふさわしい言葉が異なるため、迷ったら「心よりお悔やみ申し上げます」とするのが無難です。文例はお供えの花のメッセージ文例にまとめています。
贈る前に確かめておきたいこと
- ご遺族が供花を受け付けているか:家族葬などでは辞退されることがあります。案内状や連絡の内容を確認し、わからなければ葬儀社にたずねます。
- 斎場が外部の花を受け付けているか:会場によっては、提携先以外の花を受け付けていないことがあります。受け取り時間や置き場所に決まりがある場合もあります。
- 宗教・宗派:仏式・神式・キリスト教式で、ふさわしい花や作法が異なります。
- ご自宅に猫がいるか:ユリ科の花は猫の体に障ることがあると言われています。猫のいるご家庭へは、ご注文時にお知らせください。ユリ科の花を使わずにお作りします。
ご注文の前に準備しておくこと
お悔やみの花は、限られた時間のなかで手配することがほとんどです。次のことがわかっていると、ご注文がスムーズに進みます。
- お届け先(ご自宅か斎場か)の住所と、受け取る方のお名前
- 通夜・葬儀・法要の日時と、受け取りが可能な時間
- 立て札かメッセージカードか、表書きと贈り主のお名前
- 入れたい色・避けたい花(故人のお好きだった花、猫の有無など)
リクエスト欄には「白とグリーンで落ち着いた雰囲気に」「母が好きだった淡い紫を少しだけ」といった短い言葉で十分です。迷う場合は空欄のままご注文いただき、デザイナーにお任せいただいてもかまいません。
よくある質問
お供えの花はいつまでに注文すればよいですか?
目安はお届け希望日の3〜5営業日前までです。通夜や葬儀に合わせて急ぐ場合は、当日・翌日にお届けできることもありますので、お電話(03-6421-1187、受付10:00〜17:30)でご相談ください。
斎場へ直接届けてもらえますか?
斎場へのお届けも可能です。ただし会場によって受け取りの可否や時間、置き場所の決まりがあるため、ご注文前に斎場へ一度ご確認ください。
故人の好きだった花でお作りできますか?
はい。ご希望の花や色はリクエスト欄にお書きください。季節や入荷状況によってご用意できない場合もありますが、雰囲気を大切にお作りします。
細かくご相談したい場合は、LINE でのフルオーダーも承っています。
香典と花の両方を贈ってもよいですか?
香典とお供えの花を両方お送りする方も多くいらっしゃいます。ご遺族が香典や供花を辞退されている場合は、その意向に従うのが基本です。
後日あらためてお花を贈りたいときは、ご遺族にひと言うかがってからにすると安心です。
まとめ
- お供えの花は、場面と時期、ご関係から選ぶと迷わない
- 四十九日までは白とグリーン、過ぎたら故人のお好きだった色も
- 迷ったら、花瓶のいらないアレンジメントの1万円前後
- 表書きは「御供」。斎場やご遺族の意向を先に確かめる
BLOOM&STRIPES では、フラワーデザイナーがお気持ちをうかがいながら、一つずつお作りしています。お悔やみ・お供えの花から、故人を偲ぶ一品をお選びください。
お悔やみ・お供え
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