成人式に贈るお花

成人式の親から子へのメッセージ文例38|娘への手紙、息子へのカード、短い一言まで

約14分で読めます

木のテーブルで便箋に手紙を書く手元と、そばに置かれた小さな花束

成人式に親から子へ贈るメッセージは、「おめでとう」「思い出を一つ」「これからの応援」の三つがそろえば十分です。いちばん短い形なら「晴れの日おめでとう。生まれてきてくれて、ありがとう。」で足ります。長さよりも、その子にしか当てはまらない一文が一つ入っているかどうかで、読み返される言葉になります。

この記事では、そのまま使える文例を38本、娘へ、息子へ、短いカード用、手紙用、ひとり親から、離れて暮らす子への6つの場面に分けてまとめました。便箋1枚分の長い手紙も2通入れています。〇〇のところに、お子さんの名前や思い出を入れてお使いください。

花に添える形や渡し方も、自由が丘の花屋 BLOOM&STRIPES の立場からご案内します。お祝いの花は成人式に贈るお花からお選びいただけます。

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成人式

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書く前に決める、長さと渡し方

最初に形を決めると、書く量が決まって手が動きます。

形長さの目安向く場面この記事の文例
花に添えるカード20〜60字花束と一緒に手渡す短いカード用
一筆箋・大きめのカード60〜150字花とは別に、部屋に置いておく娘へ・息子へ・ひとり親・離れて暮らす子へ
手紙200〜800字前日の夜や、帰宅後に読んでほしいとき手紙用
LINE1〜3行式の朝、離れている子へ短いカード用

花に添えるカードは名刺ほどの大きさのものが多く、長い文章はそもそも入りません。当店のオリジナルカードは印字で200文字まで入力できますが、短いほうが読みやすく収まります。伝えたいことが多いときは、カードは一言にして、手紙を別に用意してください。

手紙の型と、言葉の選び方

手紙は次の5つの順番で書くと、途中で止まりません。

  1. 呼びかけ:普段の呼び方で書きます。「〇〇へ」で十分です。
  2. お祝い:「二十歳おめでとう」と最初に言い切ります。
  3. 思い出を一つ:年表のように並べず、一つの場面に絞ります。
  4. いまの姿:見ていて感じたことを、評価ではなく事実で書きます。
  5. これから:「いつでも帰っておいで」のように、親の立ち位置を伝えて終えます。

思い出は、本人が覚えていない場面を選ぶと喜ばれます。生まれた日の天気、はじめて呼ばれた名前、熱を出した夜など、親しか知らない話です。

思い出が浮かばないときの5つの問い

手が止まったら、次の問いに一行ずつ答えてみてください。そのうちの一つが、手紙の中心になります。

  • 生まれた日の天気と、最初に思ったことは何でしたか
  • 名前を決めたとき、どんな願いを込めましたか
  • 小さいころ、何度も読まされた絵本や、よく歌った歌は何ですか
  • はっとするほど成長を感じた日は、いつでしたか
  • いまのこの子の、好きなところを一つ挙げるなら何ですか

「成人おめでとう」か「二十歳おめでとう」か

民法の成年年齢は2022年に18歳へ下がったので、いまの20歳は法律上すでに成人です。式の名前も「二十歳のつどい」などに変わってきたため、迷ったら「二十歳おめでとう」がいちばん正確です。

ただ「成人式おめでとう」も、式の日の言葉として自然に使えます。

娘へ贈る言葉(文例6)

娘さんへは、振袖姿を見た日の気持ちを入れると、その日だけの言葉になります。

  • 〇〇、二十歳おめでとう。振袖を選んだ日、鏡の前で笑った顔を見て、大きくなったなと思いました。これからも、あなたらしく。
  • 晴れ姿を見られる日を、ずっと楽しみにしてきました。生まれてきてくれて、ここまで一緒にいてくれて、ありがとう。
  • 小さかった手が、いまは私の荷物を持ってくれるようになりました。頼もしい二十歳です。おめでとう。
  • 受験の前、夜中にリビングで泣いていたのを知っています。あれを一人で越えたあなたなら大丈夫。おめでとう。
  • きれいだよ、と面と向かっては言えないので、ここに書いておきます。二十歳おめでとう。
  • どの道を選んでも応援します。疲れたら、ごはんを食べに帰っておいで。

息子へ贈る言葉(文例6)

息子さんへは、言葉を短くして、信頼を伝える形が届きやすくなります。

  • 〇〇、二十歳おめでとう。背中を見上げる日が来るとは思いませんでした。これからも自分で決めて、自分で歩いていってください。
  • スーツ姿、よく似合っていました。口数は少なくても、家族を気にかけてくれていることは知っています。ありがとう。
  • 部活の帰りに黙ってごはんを三杯食べていた君が、もう二十歳です。よくここまで頑張りました。
  • 失敗してもいいよ。朝ごはんくらいは、いつでも作るから。二十歳おめでとう。
  • 今度、二人で飲みに行こう。店は任せる。支払いは父さんがする。
  • 何かあったら、理由は言わなくていいから連絡をください。それだけ覚えていてくれたら十分です。

お酒の話を書くときは、誕生日を確認してください。飲酒の年齢は20歳のままで、早生まれのお子さんは式の日にはまだ飲めません。

花に添える短いカード(文例6)

花束に添えるときは、次のような短い言葉が読みやすく収まります。LINEでもそのまま使えます。

  • 二十歳おめでとう。写真、ちゃんと撮らせてね。
  • 晴れの日おめでとう。生まれてきてくれて、ありがとう。
  • 二十年分の「おめでとう」を、この花に込めて。父と母より
  • ここまで、本当によく頑張りました。これからも味方です。
  • いくつになっても、うちの〇〇です。おめでとう。
  • おめでとう。今度、二人でおいしいものを食べに行こう。
花束のあいだに挟まれた、無地の小さなカード

当店の定型の「Congratulations!」カードは無料で付けられ、文章を印字するオリジナルカードは220円です。カードは花のあいだに挟んでお届けします。カードの書き方全般は花束に添えるメッセージカードの文例もご覧ください。

枯れないモールフラワーのブーケは、赤いふわふわのモールの「20」が花の後ろに立つ、成人式だけの形です。飾っておける花と一緒なら、カードも一緒に残しておけます。

手紙の文例(文例8)

型に沿った手紙の例です。最初の6通は200字ほどの短い手紙、最後の2通は便箋1枚分の長さです。思い出の部分を書き換えて、ご家庭の話にしてください。

娘へ|生まれた日の話から

〇〇へ。二十歳おめでとう。あなたが生まれた朝は雪が降っていて、お父さんが車の窓を拭きながら病院へ来てくれたことを、いまでも覚えています。あのとき抱いた小さな体が、今日は振袖を着て、玄関に立っています。いつのまにか、私の話を聞いてくれる側になりましたね。これからは自分の道を、自分の歩幅で歩いてください。どんなときも、私たちはあなたの味方です。母より

娘へ|けんかをした時期を振り返って

〇〇へ。二十歳おめでとう。高校のころは、毎日のように言い合いをしましたね。あのときの私は心配を押しつけてばかりで、あなたの話を最後まで聞けていませんでした。それでも翌朝になると「いってきます」と言ってくれたことに、ずいぶん救われていました。お母さんにできることは少なくなってきたけれど、話を聞くことだけは続けます。いつでも連絡をください。

息子へ|部活の思い出から

〇〇へ。二十歳おめでとう。試合に出られなかった秋に、一人で朝の練習に通っていたことを知っています。何も言わなかったけれど、ずっと見ていました。結果が出なかった年があったから、いまの君の落ち着きがあるのだと思います。これから先、思うようにいかない日も来ると思います。そのときは、あの秋の自分を思い出してください。父より

息子へ|照れくさい人の短い手紙

〇〇へ。手紙なんて初めてで、何を書けばいいか迷いました。一つだけ。君が生まれてから二十年、父さんも母さんも毎日が楽しかったです。それだけ伝えたくて書きました。ありがとう。おめでとう。これからもよろしく。

父から娘へ|なかなか言えない言葉を

〇〇へ。二十歳おめでとう。普段は何も言えない父ですが、今日くらいは書いておきます。保育園の帰り道、手をつないで歌ったことを、いまでも時々思い出します。あの手を離す日が来るのは知っていたけれど、振袖の姿を見て、その日が近いのだと思いました。寂しいけれど、うれしいです。困ったら、いつでも頼ってください。父より

両親の連名で|一文ずつ書く

〇〇へ。二十歳おめでとう。(母より)入園式で泣いて離れなかった子が、今日は一人で式へ向かいます。胸がいっぱいです。(父より)自分で決めて、自分で責任を持つ姿を、頼もしく見ています。これからも応援しています。(二人より)生まれてきてくれて、ありがとう。

母から娘へ|便箋1枚分の長い手紙

〇〇へ。二十歳おめでとう。手紙なんて書いたことがないので、何度も書き直しました。

三歳のころ、保育園の門で毎朝大泣きして、先生に抱えられていったのを覚えていますか。お母さんは角を曲がるまで振り返らないようにして、仕事へ向かう電車の中でよく泣いていました。あのころは、早く大きくなってくれたら楽になるのに、と思っていました。

高校のときは、ほとんど口をきかない時期もありましたね。部屋の前に夜食を置いて、朝になると空のお皿が廊下に出ている。それだけが会話だった日々が、いまはなんだか懐かしいです。

この前、振袖の試着で「お母さんはどれがいいと思う」と聞いてくれたとき、泣きそうになったのをごまかすのが大変でした。早く大きくなってほしいなんて思っていたけれど、もう少しゆっくりでもよかったな、といまは思います。

これからのことは、あなたが決めたらいい。心配はすると思うけれど、口は出さないようにがんばります(たぶん無理です)。帰ってくる家はここにあります。生まれてきてくれて、ありがとう。母より

父から息子へ|便箋1枚分の長い手紙

〇〇へ。二十歳おめでとう。お前に手紙を書くのは、たぶんこれが最初で最後だと思う。

小学四年のとき、自転車で転んで腕を折ったのを覚えているか。病院では泣かなかったのに、帰りの車で「試合に出られない」と言って泣いた。あのとき、好きなもののために泣けるやつなんだなと思った。

最近はたまに帰ってきても、スマホを見ながら飯を食って、すぐ部屋に行く。それでいいと思っている。ただ、父さんが腰を痛めたとき、黙って灯油を運んでくれたのは見ていた。

説教は一つもない。好きなものを見つけて、好きなだけやれ。金が足りなくなったら言え。たまには母さんに電話しろ。おめでとう。父より

ひとり親から贈る言葉(文例6)

ひとり親のご家庭では、苦労の話より、子どもがいてくれたことへの感謝を中心にすると、受け取る側の負担になりません。

  • 二人でここまで来ました。あなたがいてくれたから、毎日を頑張れました。二十歳おめでとう。
  • さみしい思いをさせた日もあったと思います。それでも笑ってくれて、ありがとう。あなたは私の誇りです。
  • お母さんが仕事で遅い夜、ごはんを温めて待っていてくれたことを忘れません。おめでとう、そしてありがとう。
  • 父親ひとりで、髪を結ぶのも下手でした。そんな父に付き合ってくれて、ありがとう。今日の君は本当にきれいです。
  • きょうの姿を、お父さんにも見せたかった。きっと空の上で、同じ顔をして笑っています。二十歳おめでとう。
  • 家族の形がどう変わっても、あなたの親であることは変わりません。これからも、ずっと味方です。

亡くなった方に触れるかどうかは、お子さんとの普段の話し方に合わせてください。離れて暮らす親の話は、本人が望まないときは書かなくてかまいません。

再婚したご家庭や、祖父母が親代わりのご家庭でも、書き方は同じです。呼び方は普段のままで、一緒に過ごした時間の話を中心にすると、立場の説明はいりません。

離れて暮らす子へ贈る言葉(文例6)

進学や就職で家を出ているお子さんには、会えないことを責めず、帰る場所があることを伝えます。カードだけ先に届ける形にも向いています。

  • そばで見られないのは残念だけど、写真を楽しみにしています。二十歳おめでとう。
  • ひとり暮らしも二年目。自分で食べて、自分で起きて、立派です。おめでとう。
  • 遠くからでも、今日は一日あなたのことを考えています。花を部屋に飾ってください。
  • 帰ってこられなくても、気にしなくて大丈夫。あなたのペースで、元気でいてくれたらそれで十分です。
  • 冷蔵庫には、あなたの好きなものを入れて待っています。次の休みに帰っておいで。
  • 新幹線で見送った日から、もう二年。電話の声が、少し大人になったね。おめでとう。

離れた部屋へ花を届けるなら、受け取れる日を本人に確かめてください。枯れない花なら、不在が続いても傷む心配がありません。

言い換えたい言葉

解説によっては、お祝いの文面で「切る」「落ちる」「終わる」などの言葉を避け、カードに句読点を使わないとするものもあります。親子の手紙でそこまで気にしなくてもかまいません。気をつけたいのは縁起より、親の言葉が重くなることです。

書きがちな言葉受け取る側の感じ方言い換えの例
これからは大人なのだから説教に聞こえる自分で決めていく姿を、見ています
育てるのが大変だった負い目になる一緒に過ごせて楽しかった
親を安心させてほしい期待が重い元気でいてくれたらそれで十分
お姉ちゃんのときは比べられているあなたの二十歳に一度だけの言葉を
就職はどうするのお祝いの日に聞きたくないこれからの話を、今度聞かせて
これで親の役目は終わりさみしさが残るこれからも味方です

言葉の渡し方

同じ文面でも、渡す時間で読まれ方が変わります。

  • 前日の夜:手紙に向いています。翌朝は慌ただしいので、「今日のうちに読んで」と渡します。
  • 家を出る前:カードと花を手渡します。式の朝は読む時間がないので、短い言葉で。
  • 帰宅後:振袖を脱いで落ち着いたころ、机の上に置いておきます。
  • 届く形:離れて暮らす子には、花とカードを式の前に届けます。

花と手紙の組み合わせ方や、渡す場面の比べ方は親から子へ贈る花束にまとめています。

手書きの手紙を花と一緒に渡したいときは、花をいったん親御さんのお手元で受け取り、ご自身で手紙を添えてお渡しください。自由が丘のお店での受け取りも選べます。

よくある質問

手紙は手書きがよいですか?

手書きがおすすめですが、字に自信がないなら印字でもかまいません。親の字は、それだけで記念になります。下書きを別の紙に書いて、最後に清書するときれいに収まります。

手紙の長さは、どのくらいが目安ですか?

便箋1枚、400字前後まででも十分です。便箋2〜3枚を勧める解説もありますが、本人が読み返すのは思い出の部分です。書きたいことがあるなら長くてもかまいません。

父と母で別々に書くべきですか?

どちらでもかまいません。別々なら長さは短めに、連名なら一文ずつ交互に書くと、書く負担が分かれます。

手紙が照れくさくて書けません。

花に添える一言だけでも十分です。「二十歳おめでとう。ありがとう」の二言で、気持ちは伝わります。長い手紙を書けなかったことを、気にする必要はありません。

式に出ない子にも、メッセージを書いてよいですか?

もちろんです。式の話は書かず、「二十歳おめでとう」だけを伝えます。誕生日か成人の日に合わせて渡すと、出欠に触れずに済みます。

子どもからの返事がなくても、気にしなくてよいですか?

照れて何も言わないお子さんは多いものです。手紙は数年後に読み返されることもあります。お子さんから親へ手紙を書くときの文例は、親への感謝の手紙でご案内しています。

まとめ

  • 「おめでとう」「思い出を一つ」「これからの応援」の三つで書く
  • 迷ったら「二十歳おめでとう」。式の日に19歳の早生まれの子には「成人式おめでとう」
  • カードは20〜60字、手紙は200〜800字が目安
  • 苦労の話より、一緒にいられた感謝を中心に
  • 手紙は前日の夜か帰宅後に、カードは花と一緒に

言葉が決まったら、添える花を選びましょう。成人式に贈るお花と成人式の特集からお選びいただけます。

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