お正月

しめ縄とお正月リースの違い|しめ縄は清めた場所のしるし、リースは永遠を願う輪

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年末の玄関ドアに掛けられた、わらと水引のお正月飾り

しめ縄とお正月リースのいちばんの違いは、由来です。しめ縄は、年神様をお迎えする清らかな場所であることを示す日本のしるしとされ、リースは、終わりのない輪に永遠や繁栄の願いを込めた西洋の飾りとされています。

玄関に掛けるお正月飾りとして一般的なのは、しめ縄に縁起物を添えた「しめ飾り」です。近年は、輪の形にしめ飾りの要素を取り入れた「お正月リース」や「しめ縄リース」も広く飾られるようになりました。

この記事では、自由が丘の花屋 BLOOM&STRIPES のフラワーデザイナーが、しめ縄・しめ飾り・お正月リースの違いを表で整理し、玄関に合う選び方をご紹介します。2027年のしめ飾りとお正月リースはお正月飾りとお正月の花でご覧いただけます。

しめ縄・しめ飾り・お正月リースの違い

三つはよく似た場面で使われる言葉ですが、指しているものが少しずつ違います。まずは全体を表で見比べてみてください。

しめ縄しめ飾りお正月リース
由来日本の神道しめ縄をもとにした日本の正月飾り西洋のリースの形に、しめ飾りの要素を合わせたもの
意味神聖な場所と外を分ける境目のしるし年神様を迎える準備ができた家であることを示し、不浄なものが入らないようにする輪に込めた永遠・繁栄の願いと、お正月の縁起物の意味を合わせもつ
主な場所神社、神棚、ご神木など玄関、神棚、台所など玄関ドア、室内の壁
飾る期間通年のものが多い年末から松の内まで年末から松の内まで
主な素材稲わらなどしめ縄に、紙垂・裏白・ゆずり葉・橙などを添えるわらやつる、松、水引、稲穂、花など

※地域やご家庭によって、呼び方や飾り方には違いがあります。

ひと言でまとめると、しめ縄は「縄そのもの」、しめ飾りは「お正月用に飾りを付けたしめ縄」、お正月リースは「輪の形をしたしめ飾りの現代版」と考えるとわかりやすいでしょう。

しめ縄とは|神聖な場所を示す縄

しめ縄は、稲わらなどを綯(な)って作る縄です。神様のいる神聖な場所と、外の世界との境目を示すものとされ、神社の鳥居や拝殿、ご神木、家庭の神棚などに張られています。

神社のしめ縄は一年を通して張られているものが多く、お正月だけの飾りではありません。縄に下がる白いジグザグの紙は「紙垂(しで)」と呼ばれ、清らかさを表すとされています。

「しめ縄を玄関に飾る」という言い方もよく耳にしますが、お正月に家の玄関に掛けるものは、正しくは次にご紹介する「しめ飾り」を指すことがほとんどです。

しめ飾りとは|お正月に玄関へ掛ける飾り

しめ飾りは、しめ縄に縁起物を添えたお正月の飾りです。家が年神様をお迎えする清らかな場所であることを示し、不浄なものが入らないようにするという意味があるとされています。

添える縁起物には、それぞれ願いが込められていると言われます。

  • 紙垂:清らかさ、神聖さを表す
  • 裏白(うらじろ):葉の裏が白いことから、清廉潔白や、共に白髪になるまでの長寿を願う
  • ゆずり葉:新しい葉が出てから古い葉が落ちることから、家が代々続くことを願う
  • 橙(だいだい):「代々」に通じ、子孫繁栄を願う
  • 水引・稲穂・松:結びつき、実りの豊かさ、長寿などを願う

形にもいくつかの種類があり、玄関には縄を丸く結んだ「玉飾り」、台所や水回りには小さな輪の「輪飾り」を掛けるのが一般的とされています。輪の形のしめ飾りは、実は昔からある形です。

しめ飾りは12月28日頃に飾り、松の内が明ける1月7日頃に外すのが一般的な目安です。日付ごとの考え方はお正月の花はいつから飾る?で詳しくご紹介しています。

白い台の上に並べた、わらのしめ飾りと輪の形のお正月の飾り

当店のしめ飾りは、アートフラワーと水引などを合わせてお作りしています。紅白の「結」は幅約30×高さ30cmの小ぶりなサイズ、「縁」は赤と金の水引にわら素材を合わせた幅約40×高さ60cmです。

リースとは|終わりのない輪に願いを込めた西洋の飾り

リースは、植物などを輪の形に編んだ西洋の飾りです。始まりも終わりもない輪の形に、永遠や、幸せが続くことへの願いが込められているとされています。

日本ではクリスマスの飾りとして親しまれてきました。もみや柊などの常緑樹は冬でも緑を保つことから、生命力の象徴とも言われます。

お正月リースは、このリースの形に、松・稲穂・水引・扇など、しめ飾りに使われる縁起物を合わせたものです。洋風の住まいやモダンな玄関ドアにもなじみやすいことから、近年よく選ばれるようになりました。

リースの形でも、お正月飾りになる?

「しめ縄リース」や「お正月リース」は、正式なお正月飾りなのか、と気にされる方もいらっしゃいます。答えは、考え方によって分かれます。

一般的には|縁起物を使ったものはお正月飾りとして飾られています

わらや水引、松、稲穂など、お正月の縁起物を使ったリースは、しめ飾りの一つの形として飾られることが多いとされています。先にご紹介したように、輪飾りという輪の形のしめ飾りも昔からあり、形そのものがお正月にふさわしくないわけではありません。

伝統を大切にするご家庭では|昔ながらのしめ飾りを選ぶ方も

一方で、地域の習わしやご実家の飾り方を大切にしたい場合は、紙垂や裏白を添えた昔ながらのしめ飾りを選ぶと安心です。神棚には、リースではなく神棚用のしめ縄を飾るのが一般的です。

しめ飾りとお正月リース、どちらを選ぶ?

どちらを選ぶかに決まりはありません。いちばん大切なのは、玄関の雰囲気と飾る方の気持ちに合っていることです。次の表を目安にしてください。

こんな玄関・こんな方に向いている飾り
和風の家、格子戸や引き戸の玄関わらを生かしたしめ飾り
木目のドア、洋風の家しめ飾り・お正月リースのどちらも合う
黒やグレーのモダンなドア、マンションすっきりしたお正月リース、小ぶりなしめ飾り
伝統的な飾り方を大切にしたい紙垂や裏白を添えたしめ飾り
玄関の内側や室内の壁に飾りたい小ぶりなお正月リース、置き型の飾り

マンションのドアへの掛け方や、ドアの色に合わせた選び方は、マンションの玄関に飾るお正月飾りでご紹介しています。

当店のお正月リースは、紅白の水引とひょうたんに竹素材を合わせた「福」と、黄色とオレンジでまとめた「光」の2種類で、どちらも直径約30cmです。

アートフラワーのお正月飾りは毎年飾れる

当店のお正月飾りは、ほとんどがアートフラワー(造花)を使っているため、翌年以降も繰り返し飾っていただけます。生花と違って水替えがいらず、年末の忙しい時期にも手がかかりません。

飾り終えたら、ほこりを軽く払い、湿気と直射日光を避けて箱にしまっておくと、次のお正月もきれいな状態で飾れます。

一方、外したしめ飾りを毎年新しくしたいご家庭では、どんど焼きなどでお焚き上げするのが一般的です。毎年使い続ける場合も、使い捨てる場合も、どちらが正しいということはありません。

ドアに掛けられない場合は、靴箱の上などに置ける置き型の「吉」(幅約20×高さ15cm)もあります。お正月飾りは12月15日(火)〜30日(水)のあいだで、カートでお届け日をお選びいただけます。

よくある質問

しめ縄としめ飾りは、同じものですか?

しめ縄は縄そのもの、しめ飾りはしめ縄に縁起物を添えたお正月の飾りです。日常の会話では、玄関に掛けるしめ飾りを「しめ縄」と呼ぶことも多く、どちらの言い方でも通じます。

しめ飾りとお正月リースを両方飾ってもよいですか?

両方飾ってもかまいません。たとえば、玄関の外側にしめ飾り、室内の壁にお正月リースというように、場所を分けて飾るとすっきり見えます。

お正月リースは、いつからいつまで飾りますか?

しめ飾りと同じく、12月28日頃から松の内(1月7日頃、地域によっては15日頃)までが目安です。29日と31日は避けるのが一般的とされています。

しめ飾りに合わせて、お正月の花も飾りたいのですが?

松・千両・南天などの花材の意味や、飾る場所ごとの選び方は、お正月に飾る花でご紹介しています。

まとめ

  • しめ縄は神聖な場所を示す縄、しめ飾りはそれにお正月の縁起物を添えた飾り
  • リースは、終わりのない輪に永遠の願いを込めた西洋の飾り
  • 縁起物を使ったお正月リースは、しめ飾りの一つの形として飾られることが多い
  • 伝統を大切にしたいなら昔ながらのしめ飾り、モダンな玄関にはお正月リースも

BLOOM&STRIPES では、しめ飾り・お正月リース・置き型の飾りをお正月飾りとお正月の花でご用意しています。ラインナップ全体はお正月特集でもご覧いただけます。メッセージカードを添えて、沖縄・離島を除く全国へお届けします。

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